GWイベント@一関ジュニア

知る→習える環境作り

イベント第二弾、5月3日(金)は私の出身地である岩手県一関市でジュニア対象のテニスイベントを行いました!

地方では子供が硬式テニスをやりたいと思っても、環境が整備されていないことが少なくありません。それには少子化・中体連への非加盟・指導者がいない。など様々な理由があります。

この『岩手県一関市』に硬式テニスを継続して行える環境を整備していきたいと、高校生の頃から考えてきました。

硬式テニスはじめのいっぽ

話が逸れてしまいましたが、当日は一関市内の小学校・中学校に通うジュニアが3名参加してくれました!

市内の子供が3名参加、特別コーチとしてソフトテニスの水野コーチも参加で盛り上がりました
簡単なテニスから、最後はネットを挟んだダブルスで盛り上がりました!

その場でのボールつきから、子ども同士でのネットを挟まないボールつき、そしてネットを挟んだラリー、なんでもありのゲームまで120分全力で楽しみました!

参加した子どもたちからは「楽しかった」や「またやりたい」という声を頂きました。まずは知って、楽しんでもらうことができたので良かったです!

環境とは

実は過去にも、地元のテニス協会主催の硬式テニス教室でジュニア指導をしていたことがありました。小学校高学年でスポンジボール全国大会優勝もする才能のある子もいました。しかし中学から硬式テニスを行える環境がないため、部活としてある軟式テニスに転向していきました。彼らのように本格的にやりたいと思う子が現れても、普及レベル以上の事に対応できないのが現状です。

当然といってしまうとあれですが、高校でも硬式テニス部はありません。テニススクールもなく選手がでた過去もないので、無いことに違和感がないのです。軟式テニス部の子どもに『なに部なの?』と聞くと笑顔で『テニス部です!』と答えるし、岩手で数少ない硬式テニス部の子どもは『硬式テニス部です!』と【硬式】を強調して答えてくれるので岩手にお越しの際はぜひ声をかけてみてください。

自分の人生の目標

小学校の硬式テニスで始まったゴールデンエイジをなぜかソフトテニスで終える。という子どもを多く見てきました。

当時の自分はこの環境改善を仕事にする能力がなく、「僕に子どもを預けてほしい」と保護者の方に言えませんでした。ですが今は日本のトップジュニアやプロ選手の指導に関わらせていただく機会も増え、指導者としての経験を着実に積んでいると思うし、個人事業を営む事で経営についての経験も積んでいる。責任を持って言うことができる。

未来ある子どもの選択肢の一つとして「硬式テニス」があることが当たり前になるよう、そこに向けたディレクターとして機能できるよう。私はテニスコーチ・トレーナー・事業家としての経験を積んできました。『地元の硬式テニス環境をなんとかしよう』と18歳で硬式テニスを始めることを決意したあの日から今日この日までの点は、線で結びついています。まだ夢の途中ですが、諦めなかったことはこれまでの10年間で一度もありません。

硬式テニスをやりたかった…という自分みたいな経験をして欲しくないという思いもありますが、それは二の次で。地元の子どもの可能性をもっと表現できる場をつくりたいです。トーナメントジュニアを輩出し硬式テニス文化の創出を目指すことで地元を盛り上げていきたいと本気で思っています。岩手の一関市に新たな歴史を作るために今後も活動していきます。

最後になりましたが、当日指導にご協力して頂きました一関市でソフトテニススクールを開催する水野正宣コーチ、ありがとうございました!!

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