【 海外遠征つれづれ② 】

遠征3週目(2カ国目)の国はセルビアだった。

セルビアは自分が生まれた年から最近まで、内戦があった大変な国でもあるしジョコビッチをはじめとするテニスの強豪選手を多く輩出している国という印象だった。

空港から大会会場のcacakまでは、大会スタッフのボヤンが車で2時間の道のりを送ってくれた。ボヤンは退屈させないよう?色々な話をしてくれた。

・ジョコビッチ、ティプサレビッチテニスアカデミーのこと

・貧富の差が激しいこと

・日本でクールなのは「NARUTO」と「任天堂」と「ドラゴンボール」であること

途中、オススメのハンバーガー屋があるから寄ってこうぜと勧められて食べたハンバーガー屋はボリュームがあり美味しく、日本と比較すると安かった。

店の前のベンチで食べているとおじいさんが近づいてきてセルビア語でお金を要求してきてビックリした。

その後の車内ではさっきよりも真剣な顔で話してくれた

・セルビアの貧富の差は依然クライシスプロブレムであること

・セルビアのテニスコーチの給料事情

・余暇をスポーツに打ち込む傾向があるから、スポーツが強いこと

セルビアについて学ぶのに、時間はかからなかった。

cacak会場では子供が海外選手とダブルスを組んで出場した。

向こうのコーチからオファーがあったのと、こちらの子供からオファーしたのと2つのパターンがあった。どちらも非常に良いダブルスで子供達には良い経験となった。

英語を話せるに越したことはないが、今はGoogle翻訳などもありコート外でのコミュニケーションも工夫次第でできる。コミュニケーションを取るほど、プレーの質も上がっていくように感じた。

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